なかなか梅雨が明けませんね。。
だからと言ってミカンの作業が止まるわけでもなく。
毎日せっせと頑張っております。
今の時期の主な作業は摘果。
これがなかなか難しい。
単純にミカンの実を落とす作業そのものは何も難しくはないのですが。
これを両立させなければなりません(剪定や施肥も大変重要な要素ですが、ちょっと置いときます)。
ミカンは多く実らせたほうが美味しくなります。
でも養分が分散してミカンのサイズは小さくなります。
小さいミカンは美味しくて良いのですが、作業の手間が大幅に増え、コストの問題が生じます。
何より、木が疲れてしまい来年はミカンが少ししか(もしくは全く)実りません。
といったことがあるため、
「摘果しすぎると味が落ちるかも」
「でも今しっかり摘果しないと実が太らない」
などと、揺れ動きながらの作業になりがちです。
その上、気象条件によってもミカンの生育は変わるので、天気も読みながらとなるともう大変。
就農して9年目になりますが、なかなか上手になりません💦
と、摘果のことだけ書きましたが、実際は剪定や施肥などの技術を組み合わせてうまくコントロールして美味しいミカンを毎年作るのが、ミカン農家の目指すところになります。いやー、奥が深すぎるっ!