既にSNSではご紹介しておりますが、あるお客様から、ご家庭でみかん王国の柑橘を色んな形でお召し上がりいただいている様子や感想をお知らせいただきました。
とても美味しそうな素敵な写真をたくさんいただいたので、まとめて紹介させていただきます(お客様の了解は得ています)。
①スイートスプリングのプリプリゼリー
スイートスプリングの果肉をくり抜いて器としても使っていただいてます!お店に出せるレベルですね💦 ゼリーもすごく美味しそう🤤
②丸ごとロールケーキとスイートスプリングの生搾りジュース
柑橘(「はるみ」かな?)を丸ごと使った贅沢ロールケーキ!これまた魅力的な一品ですね。 食べたいな〜🤤
③ネーブルジャム(マーマレード)とネーブルマフィン
ネーブルジャムは我が家でも食べてますが、美味しいんですよね〜。パンに塗ったりヨーグルトにのせたり♪ そして、それを生地に入れたマフィン!これも食べてみたい🤤
④各種柑橘のマーマレード
左から、でこみかん、河内晩柑、ネーブル、紅八朔。お届けした柑橘セットをフルに使っていただいてます!嬉しいな〜😊
といった感じで、毎回(何度もお買い上げいただいてます😭)ご家庭でお子様たちと一緒に楽しんでいただいてる様子をお知らせしてくださり、こちらも幸せな気分になれます。
「みかん王国のみかんとともに幸せなひと時を過ごしていただく」ことが私どもの願いであり目指すところなので、これほど嬉しいことはありません。
このようなお知らせをたくさんいただけるように、これからも一生懸命みかんたちを育てていきます。ありがとうございました。
今月2日(土)と3日(日)の2日間開催された、久々の江津湖みなも祭りのマルシェに「みかん王国」も出店しました。
去年(2021年)と一昨年(2020年)は新型コロナで、その前の年(2019年)は確か台風のため開催されなかった気がします。なので、2018年に出店して以来。さらに春の開催も久々でした。
この時期だと、出品できる柑橘は「河内晩柑」一択!💦 ということで、トラックにたくさん積んで出陣!
各地で色んなイベントが開催される時期でもあり、どのくらいの人が訪れるのか全く想像できず、持って行った河内晩柑をそのまま持って帰ることになるのでは??と不安な出発でした。
結果的には、たくさんの人で賑わった「みなも祭り」となりました。おかげさまで、持って行った河内晩柑も大半を販売することができました。
柑橘を販売するときはいつもそうですが、味は大丈夫だろうか、酸味が強すぎたらどうしよう、と心配になります。特にお客様と対面して販売するイベントでは、直接反応が返ってくるのでドキドキです💦
幸いにも、多くのお客様から「甘い!」「美味しい!」という感想をいただくことができました。ドキドキする反面、そのような嬉しい反応を直接得られるのも対面販売ならではです。
2日目は、小玉の袋詰め(詰め放題)も販売してみましたが、あっという間に完売してしまいました。「〜放題」というのは、お得感のある響きなのか(実際お得なお値段でしたが)、不思議な魅力があるようですね😆
マルシェで他のお店を眺めたり買い物したりするのは、出店者としても大きな楽しみです。今回は例年に比べると店舗数がやや少なめでしたが、十分魅力的なラインナップでした。特に食べ物屋さんはどれも美味しそうで、全部食べたかったのですが、2日間では制覇できず😭
といった感じで毎回楽しいマルシェですが、何より江津湖(江津湖公園 広木地区)の気持ち良さがあるからこそだと思います。広々とした自然溢れる空間、綺麗に管理されている芝生、今回は風がやや強かったものの気持ちの良い青空。熊本が誇れる本当に最高の場所です。
秋の開催があるかどうかはわかりませんが、もし開催されるときはもちろん参加します!
今年の夏は各地で記録的な豪雨が降り、ここ天水町でもおそらくこれまでにない降雨量を記録したはず。
ところが一転。9月の台風の時を最後に、ずっとまともな雨が降っていません。先日のニュースで、10月の玉名市は、過去最低の降雨量を記録することになると言ってました。しかも10月前半は真夏の暑さ。
みかん山を遠くから眺めると、いつもと変わらない景色に見えますし、ニュースで報道されることもありませんが、この辺のみかん農家は実は大変な状況になっています。
みかんは収穫期真っ只中だというのに、水不足のためひどいダメージを受けています。葉っぱが枯れてパラパラ落ちたり、枝が枯れたり。みかんの実は、その水分がみかんの木に奪われて、フニャフニャになったり、小さくなったりしています。
例年、この時期は収穫と出荷作業で大変なのですが、今年はそんな中でも毎日灌水作業をせざるを得ません。
うちには地下水を汲み上げる水源は無いので、トラックで水を運んで灌水をします。しかもポンプで流し込む灌水設備がある畑は一つだけ。なので、木の周りに水を注入する管を差し込んで灌水をしています。地道な作業です。一日のうち、選果作業などの合間を縫っての作業なので、灌水できる範囲はたかが知れています。でもやらないよりはまし、というか一本でも多く木を救うためにはやるしかない。
根っこまで届く雨が一度降るだけでこんな作業はしなくて済むのに!
神様もなかなかハードな試練を与えてくれます。心が折れかかっては立ち上がるという毎日を繰り返しています。何とか乗り切るしかない。動ける体があるだけ幸せ。そう思って今日も折れかかった心を立て直して前進します。
雨をください!
昨日は早期米の稲刈りでした🌾
今年は穂が出てからスズメの集中攻撃を受けたりしつつも、順調に生育してました。が、最後の最後でこれまでにない豪雨&長雨に見舞われ、広範囲に渡って倒伏し、稲刈りのタイミングも遅れるという。つくづく農業というのは難しい。
でも何とか収穫できたので良しとすべきでしょう。
さて、無事収穫が終わったところで重大発表?です。
我が家では、経営的な判断により、今年の収穫をもって早期米の栽培を終了する事にしました(お米作りを辞めてしまうわけではなく、普通期のお米は引き続き作ります)。
気がつけば今年でちょうど10年目でした。最初は草刈りもしたことがないド素人でしたが、いつの間にか人並みにお米を作れるようになり、ちょっと分かったような小生意気なことも言えるくらいになりました。って言っても相変わらず機械作業は委託してるので、やれるのはそれ以外の管理作業だけですが😅
この田んぼからのみかん山の眺めも結構好きだったし、辞めるとなると少し寂しい気もしますが、より一層みかん作りに力を入れてまいります💪
5月末に河内晩柑の出荷が完了し、おかげさまで2020年産の全てのみかん・柑橘類の販売が終了しました。
秋の極早生みかん収穫が始まるまでは、管理作業に専念する日々となります(まあ、お米の収穫はありますが、みかんの話ということで)。管理作業といっても色々ありますが、主な作業の一つが雑草対応です。
うちでの雑草の処理は、主に除草剤をかけたり、刈払機で切り倒したりしてますが、厄介な草は手で引っこ抜くという何とも原始的かつ地道な方法をとったりします。
これは「オオアレチノギク」という厄介な草の代表的な存在。セイタカアワダチソウに似ていて真っ直ぐに伸びていきます。除草剤が効きにくく、かと言って茎を切ると残った株から茎が増えてゴツい株になっていく。なので、できるだけ手で根っこから引き抜きます。雨が降ったあとなら割と楽に抜けるので、今の時期の雨上がりの作業の一つになります。
あと厄介なのが、綿毛を飛ばす草。綿毛は草の種なので、風で飛んでそこらじゅうに同じ草が増えていきます。
このタンポポみたいな草(「ノゲシ」と呼ぶらしい)は今年どこの畑でも大量に発生してます。根っこから抜くのも良いのですが、それを畑に放置すると結局種が広がるので、このように先端を積んで袋に入れるようにしてます。その時にも綿毛がふわっと飛ぶのですが、丸ごと広がるよりはマシだろうということで。
他にも厄介な雑草は色々ありますが、それぞれ特性が違ったりするので雑草といえど侮れません。みかんの収穫や出荷がない時期は暇そうなイメージがあるかもしれませんが、雑草の処理だけでも結構頭も体も使ってます。
もしかしたら、みかん畑というのは一箇所にだだっ広い畑が広がってるのだとイメージされてる方もいるかもしれません。まあ、そういう畑も存在しないわけではないのですが、うち(みかん王国)の畑は、区切り方にもよりますが、全部で15箇所ほどの場所に点在しています。狭いところだと0.4反(400㎡)程度の畑もあります。
で、そのうちの一箇所を今年「改植」します。改植というのは、元々あったみかんの木を新たに植え直す作業です。今回は、金峰(白川温州)という品種から青島という品種に変更します。品種的には同じような品種ですが。この畑は5年ほど前からお借りしている畑で、作業効率の面なども考えて今年改植をすることにしました。今は、木を伐採している最中です。
この畑は、石垣もかなりボロボロになってて、石垣が無くなりかけてる状態のところもあるので、改植のついでに一部補修する予定です。全部綺麗に直したいところですが、石垣の補修は結構コストがかかるんです。自分で補修できるようになりたいんですが。
3月には新たに苗木を植えて、リニューアルが完了する予定です。春の楽しみの一つです。