台風11号が直撃せずにホッとしたのも束の間、気象庁が史上最大レベルなどとのたまう台風14号がやってきました。しかも有明海を北上する最悪コースで。
今回は勢力・コースともに危険すぎたので、畑の対策をしつつも自宅の対策にも追われました。
結果的には、コースは最悪でしたが、勢力が多少弱まったせいか、停電することもなく無事に過ぎ去ってくれました。
台風は夜中に最接近(というか直撃)し、朝には北に移動してたので、ある程度風が弱まって青空がチラッと見えてきたところで、田んぼと畑の見回りに。
勢力が弱まったとは言っても直撃だったので、やはり確認するまでは心配でした。台風の時に田んぼや畑を見に行って事故に遭われたニュースを毎回のように見ますが、そうしたくなる気持ちは本当によくわかります(我慢しますけどね)。
田んぼは稲が少し倒れてましたが、まあ許容範囲という感じ。みかん畑の方は、1本だけ枝が折れてた程度で、大きな被害は無さそう。
この枝も元々害虫に少しやられて折れやすくなってた部分なので、折れるべくして折れた感じです。
明日はもう少しよく確認するつもりですが、おそらく大丈夫でしょう。今のところ、お米もみかんも無事に収穫できそうです。まだまだ台風は発生すると思いますが、被害が出ないことを祈るばかりです。
長いことブログ更新サボってたら、みかん収穫が目前という時期になってました💦
みかん収穫時期は台風襲来の時期でもあり、今年は台風11号が襲ってきました。
勢力が衰えないまま最悪コースを進むかと思われましたが、当初より西にずれてくれて、最悪コースは免れました。それなりに強い風は吹いたので心配してましたが、うちのみかん畑で一番風が当たる場所でも特に被害は出ておらず、まずはホッとしたところです。
とは言え、みかんの果実は枝に当たったり果実同士がぶつかったりで、果実の傷みがある程度は出てくるのではないかと思います。
みかん農家としては、台風で一番心配するのは、木そのものが倒されることです。強烈な風が吹いて木が激しく揺さぶられると、木の根っこが持ち上げられて倒れてしまうことがあります。こうなると、今年のみかんが収穫できなくなるどころか、木を植え直して育つまで数年間は収穫ゼロになるわけです。たくさんの木が倒されたら、いきなり死活問題です。
野菜などであれば、今年はダメでも来年は新たな苗を植えてまた収穫できますが、果樹は苗木を植えても収穫できるのは数年後からになります。これが果樹農家の難しいところです。
それなら野菜農家の方が良いかと言えば、野菜には野菜の難しさがあり、そんな単純な話ではありませんが。
台風の話から逸れていきますが、新たに農業を始めるという方には、いつから収入が得られるのか、始める時に何が必要になるのか、どういう環境が適しているのか、といったことを十分に下調べして検討して欲しいなーと思いますし、新規就農を呼びかける立場の方には是非そういった点を説明して欲しいと思います。
そんなこと当然やってるよと言われるかもしれませんが、台風が来るとふとそんなことも考えてしまうので、ここでお伝えしてみました。
これから更に発生する台風に怯えながらも、みかんの収穫最盛期に突入します。今年も、みかん王国のみかんをよろしくお願いします!
先日、河内晩柑の出荷を全て完了し、2021年産柑橘の販売を終了しました。
2021年産もたくさんのご注文、応援をいただき、ありがとうございました。
2022年産のみかん・柑橘は、満開の時期も過ぎ、実を着けようとしています。
が、今年は極早生みかんや早生みかんの花が非常に少なく、ピンチの年となってしまいました。。。
みかん作りを始めて10年程度の若造(年齢ではなく経験的に)ですが、これまでに見たことのないレベルの花の少なさです。最初にその事実を認識した時は、一体今年はどうなるんだろうと愕然としました。
これ↓は花がほとんど無い状態。
これ↓は花が少しある状態
花が咲いてもそれが全て実になるかというとそうでもなく、生理落果という現象によって、みかんの木がある程度実を落としてしまいます。花が少ないということは、それ以上に実が少ないということに繋がります。
なので、、、
花が少ない
=実(みかん)が少ない
=収入が少ない!
ということになるわけです😭
花が少なくなった原因は色々考えられますが、その中でも強く影響したことの一つとして、昨年秋の異常なまでの降雨量の少なさが挙げられます。その時は、収穫時期だというのに真夏の干ばつの時のようにみかんの木が弱っており、木が大きなダメージを受けたのと、翌年に向けての回復ができなかったのだと考えています。
自然の恵をいただく生業なので仕方ない部分もありますが、逆に言えば、それを生業としている以上は「自然が相手だから」といった言い訳はあまりよろしくないかなとも思います。近年の気象条件が非常に厳しいことは分かってることであり、いかにそれに対応する力を身につけるか、ということが求められています。
などということを、就農11年目を迎えた今年に改めて考えさせられたのは、次なるステップに進むために、何か見えない力が働いているような気がします。ピンチがチャンスというやつです。
ただ、いつもみかん王国のみかんを楽しみにしていただいているお客様にご迷惑をおかけすることになるのはほぼ間違いなく、その点については大変申し訳なく思います。特に、以下の品種(どれも人気の品種💦)が今年は激減します。
本当に心苦しいのですが、これらが一玉でも多く(かつ美味しく)実るよう、またそれ以外の品種もこれらに負けない美味しさになるよう精一杯努力します!
未熟な生産者ですが、長い目で応援していただければ幸いです。2022年産のシーズンも何卒よろしくお願いいたします。
既にSNSではご紹介しておりますが、あるお客様から、ご家庭でみかん王国の柑橘を色んな形でお召し上がりいただいている様子や感想をお知らせいただきました。
とても美味しそうな素敵な写真をたくさんいただいたので、まとめて紹介させていただきます(お客様の了解は得ています)。
①スイートスプリングのプリプリゼリー
スイートスプリングの果肉をくり抜いて器としても使っていただいてます!お店に出せるレベルですね💦 ゼリーもすごく美味しそう🤤
②丸ごとロールケーキとスイートスプリングの生搾りジュース
柑橘(「はるみ」かな?)を丸ごと使った贅沢ロールケーキ!これまた魅力的な一品ですね。 食べたいな〜🤤
③ネーブルジャム(マーマレード)とネーブルマフィン
ネーブルジャムは我が家でも食べてますが、美味しいんですよね〜。パンに塗ったりヨーグルトにのせたり♪ そして、それを生地に入れたマフィン!これも食べてみたい🤤
④各種柑橘のマーマレード
左から、でこみかん、河内晩柑、ネーブル、紅八朔。お届けした柑橘セットをフルに使っていただいてます!嬉しいな〜😊
といった感じで、毎回(何度もお買い上げいただいてます😭)ご家庭でお子様たちと一緒に楽しんでいただいてる様子をお知らせしてくださり、こちらも幸せな気分になれます。
「みかん王国のみかんとともに幸せなひと時を過ごしていただく」ことが私どもの願いであり目指すところなので、これほど嬉しいことはありません。
このようなお知らせをたくさんいただけるように、これからも一生懸命みかんたちを育てていきます。ありがとうございました。
今月2日(土)と3日(日)の2日間開催された、久々の江津湖みなも祭りのマルシェに「みかん王国」も出店しました。
去年(2021年)と一昨年(2020年)は新型コロナで、その前の年(2019年)は確か台風のため開催されなかった気がします。なので、2018年に出店して以来。さらに春の開催も久々でした。
この時期だと、出品できる柑橘は「河内晩柑」一択!💦 ということで、トラックにたくさん積んで出陣!
各地で色んなイベントが開催される時期でもあり、どのくらいの人が訪れるのか全く想像できず、持って行った河内晩柑をそのまま持って帰ることになるのでは??と不安な出発でした。
結果的には、たくさんの人で賑わった「みなも祭り」となりました。おかげさまで、持って行った河内晩柑も大半を販売することができました。
柑橘を販売するときはいつもそうですが、味は大丈夫だろうか、酸味が強すぎたらどうしよう、と心配になります。特にお客様と対面して販売するイベントでは、直接反応が返ってくるのでドキドキです💦
幸いにも、多くのお客様から「甘い!」「美味しい!」という感想をいただくことができました。ドキドキする反面、そのような嬉しい反応を直接得られるのも対面販売ならではです。
2日目は、小玉の袋詰め(詰め放題)も販売してみましたが、あっという間に完売してしまいました。「〜放題」というのは、お得感のある響きなのか(実際お得なお値段でしたが)、不思議な魅力があるようですね😆
マルシェで他のお店を眺めたり買い物したりするのは、出店者としても大きな楽しみです。今回は例年に比べると店舗数がやや少なめでしたが、十分魅力的なラインナップでした。特に食べ物屋さんはどれも美味しそうで、全部食べたかったのですが、2日間では制覇できず😭
といった感じで毎回楽しいマルシェですが、何より江津湖(江津湖公園 広木地区)の気持ち良さがあるからこそだと思います。広々とした自然溢れる空間、綺麗に管理されている芝生、今回は風がやや強かったものの気持ちの良い青空。熊本が誇れる本当に最高の場所です。
秋の開催があるかどうかはわかりませんが、もし開催されるときはもちろん参加します!
今年の夏は各地で記録的な豪雨が降り、ここ天水町でもおそらくこれまでにない降雨量を記録したはず。
ところが一転。9月の台風の時を最後に、ずっとまともな雨が降っていません。先日のニュースで、10月の玉名市は、過去最低の降雨量を記録することになると言ってました。しかも10月前半は真夏の暑さ。
みかん山を遠くから眺めると、いつもと変わらない景色に見えますし、ニュースで報道されることもありませんが、この辺のみかん農家は実は大変な状況になっています。
みかんは収穫期真っ只中だというのに、水不足のためひどいダメージを受けています。葉っぱが枯れてパラパラ落ちたり、枝が枯れたり。みかんの実は、その水分がみかんの木に奪われて、フニャフニャになったり、小さくなったりしています。
例年、この時期は収穫と出荷作業で大変なのですが、今年はそんな中でも毎日灌水作業をせざるを得ません。
うちには地下水を汲み上げる水源は無いので、トラックで水を運んで灌水をします。しかもポンプで流し込む灌水設備がある畑は一つだけ。なので、木の周りに水を注入する管を差し込んで灌水をしています。地道な作業です。一日のうち、選果作業などの合間を縫っての作業なので、灌水できる範囲はたかが知れています。でもやらないよりはまし、というか一本でも多く木を救うためにはやるしかない。
根っこまで届く雨が一度降るだけでこんな作業はしなくて済むのに!
神様もなかなかハードな試練を与えてくれます。心が折れかかっては立ち上がるという毎日を繰り返しています。何とか乗り切るしかない。動ける体があるだけ幸せ。そう思って今日も折れかかった心を立て直して前進します。
雨をください!
昨日は早期米の稲刈りでした🌾
今年は穂が出てからスズメの集中攻撃を受けたりしつつも、順調に生育してました。が、最後の最後でこれまでにない豪雨&長雨に見舞われ、広範囲に渡って倒伏し、稲刈りのタイミングも遅れるという。つくづく農業というのは難しい。
でも何とか収穫できたので良しとすべきでしょう。
さて、無事収穫が終わったところで重大発表?です。
我が家では、経営的な判断により、今年の収穫をもって早期米の栽培を終了する事にしました(お米作りを辞めてしまうわけではなく、普通期のお米は引き続き作ります)。
気がつけば今年でちょうど10年目でした。最初は草刈りもしたことがないド素人でしたが、いつの間にか人並みにお米を作れるようになり、ちょっと分かったような小生意気なことも言えるくらいになりました。って言っても相変わらず機械作業は委託してるので、やれるのはそれ以外の管理作業だけですが😅
この田んぼからのみかん山の眺めも結構好きだったし、辞めるとなると少し寂しい気もしますが、より一層みかん作りに力を入れてまいります💪
5月末に河内晩柑の出荷が完了し、おかげさまで2020年産の全てのみかん・柑橘類の販売が終了しました。
秋の極早生みかん収穫が始まるまでは、管理作業に専念する日々となります(まあ、お米の収穫はありますが、みかんの話ということで)。管理作業といっても色々ありますが、主な作業の一つが雑草対応です。
うちでの雑草の処理は、主に除草剤をかけたり、刈払機で切り倒したりしてますが、厄介な草は手で引っこ抜くという何とも原始的かつ地道な方法をとったりします。
これは「オオアレチノギク」という厄介な草の代表的な存在。セイタカアワダチソウに似ていて真っ直ぐに伸びていきます。除草剤が効きにくく、かと言って茎を切ると残った株から茎が増えてゴツい株になっていく。なので、できるだけ手で根っこから引き抜きます。雨が降ったあとなら割と楽に抜けるので、今の時期の雨上がりの作業の一つになります。
あと厄介なのが、綿毛を飛ばす草。綿毛は草の種なので、風で飛んでそこらじゅうに同じ草が増えていきます。
このタンポポみたいな草(「ノゲシ」と呼ぶらしい)は今年どこの畑でも大量に発生してます。根っこから抜くのも良いのですが、それを畑に放置すると結局種が広がるので、このように先端を積んで袋に入れるようにしてます。その時にも綿毛がふわっと飛ぶのですが、丸ごと広がるよりはマシだろうということで。
他にも厄介な雑草は色々ありますが、それぞれ特性が違ったりするので雑草といえど侮れません。みかんの収穫や出荷がない時期は暇そうなイメージがあるかもしれませんが、雑草の処理だけでも結構頭も体も使ってます。