この冬は雪が降らずに終わるのかと思ってたら降りましたね。
みかん王国では、道路が凍結するほどではなかったですが、屋根の上やみかんの木には薄っすらと積もってました。愛犬🐶レオ君と朝から見回りに行ってきました。
こうなると心配するのは河内晩柑🍊。河内晩柑は凍らせてしまうと、出荷時期には中身がスカスカになってしまうんです(そのことを「す上がる」と言います)。特に谷間にある畑は、寒気が溜まって凍りやすいので要注意。
どのくらいの時間で凍るのかはよくわかりませんが、雪が被ってる時間が短いに越したことはないだろうということで、雪を払い落としに行きました。
使う道具は、ただのホウキ🧹。なんて原始的な作業。1時間半ほどかけて河内晩柑の畑全体をまわりました。結構な重労働です。
これでどの程度効果あるかはわかりませんけどね。まあ、やらないよりはやった方が良いだろうし、やるだけやったという心の安定が得られるというのが、この作業の最大の効果だったりするかもしれません。
冬に雪が降らないとちょっと残念な気もしますが、降ったら降ったで大変なのが農家。子供たちは喜びますけどね。
商売繁盛の神様、高橋稲荷神社の初午大祭に今年も行ってきました。今日は日曜日だったので、次男も連れて。
就農して以来、欠かさず行ってます。
去年は、この数日後にハシゴから転落して入院しましたが、幸いにも軽傷で後遺症も残らず済んだのは神様のご利益だったのでしょう。
今年も商売繁盛、五穀豊穣、家内安全、学業成就、交通安全・・・
とりあえず何でも祈願 (;-ω-)ゞ
そして一番楽しみなイベント「福餅まき」!
今年は10時の福餅まきにギリギリ間に合う時間に到着したので、ちょっとポジショニングが万全ではなかったのですが、結果的にはなかなかの収穫でした ( *´艸`)
そして、ここ数年大吉を引けないおみくじ。今年も出ませんでした。
が、それよりも最初の一文で見事にツボを突かれた感じ。
ビジョンを明確にしろってことですね(汗
おみくじの内容って、時代に合わせて随時更新されてるんですかね。
今の時期は、温州みかんの出荷がほぼ終わり、畑の整備が主な作業になります。
畑の整備というと文字通り畑の形を整える作業の場合もありますが、土壌改良をしたり、作業効率を良くするために木を伐採したり、一部のエリアの品種を切り替えるために木を全て抜いて新たに苗木を植えたり、剪定をしたりします。
これらの作業をする前には、まず自分がどういう経営をしたいのか、それを実現するためにどういう品種構成にするのか、品質と効率を向上させるために木をどう配置するのか、どういう剪定をするのか、などなど、色んなことを考えます。
こう書くと、なんだか小難しい感じがしますが、素敵な将来のイメージを膨らませる楽しい仕事でもあります。苗木を植えるときなどは、みかんを収穫できるようになった時を想像してワクワクします。
ただ、みかん(果樹)の場合、苗木を植えてからまともに収穫できるようになるまで数年かかるので、途中で軌道修正するのは簡単なことではありません。だから、なおさら具体的な将来をイメージする(ビジョンを描く)ことがとても大事になってくるようにも思います。
今日はそんなことを考えながら、とりあえず枯れかかってた木を伐採しました。
このブログで、うちで作ってるみかん(柑橘)の紹介をしていきたいと思います。
今回は、「木村みかん(木村早生)」というみかんを紹介します。
早生みかんの一つで、なんと、みかん王国のある天水町!の木村さんちで宮川早生の枝変わり(突然変異)として発見されたみかんなのです。まさに天水生まれの天水育ち。しかも、生産者が少なくとても希少なみかんなのです。
で、どんなみかんなのか。
まず、見た目がぶっさいく(;´д`)
ゴツゴツというかボコボコしてるというか。
ところが。その見た目に反して内皮(じょうのう膜)はとても薄く、みかんを手で割った時に、ベリッと内皮が剥がれてしまうくらいです。
みかんを食べるときに内皮は食べない方もいらっしゃると思いますが、このみかんは内皮を出す必要がないというか薄すぎて出せないってくらいで、そのまま美味しく食べられます。
そして、プリプリした感じで食べ応え(歯応え?)のある食感も独特。
もちろん味も最高。甘みが強く、食感と相まって濃厚な味わいです。
もう一つ。大玉のみかんは大味で内皮も厚いイメージがあるかもしれませんが、この木村みかんは大玉でも内皮が薄く、小玉同様の食味を楽しめます。
例年、みかん王国では、収穫は11月中旬ごろで、出荷は収穫直後〜12月中旬くらいまでです。
※今年は既に収穫済みですので、ご入用の方はお問い合わせフォームからお知らせください。